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漢方薬はうさんくさい?●漢方の勉強を始めると“うさんくさい”言葉がたくさん出てきます。気血水弁証(気血水:気鬱、気逆、気虚、お血、血虚、水毒)、臓腑弁証(肝、心、脾、肺、腎)、六径弁証(太陽病、少陽病、陽明病、太陰病、少陰病、厥陰病)、八綱弁証(陰陽、虚実、表裏、寒熱)などです。ここでこれらの言葉を現代の、それも突然漢方に出会った人たちがうさんくさいと思うのは当然です。しかし、心を入れ替えて “漢方薬を使うための方便(嘘も方便)”と思って我慢してください。遙か昔からある理論です。科学的な証明が出来ない時代の理論です。あるクスリがある症状に効くという経験をなんとか論理的に、そして出来るだけ広く応用できるように考えた理論(嘘も方便)と思って最初は理解することが、私には受け入れやすかったです。この嘘も方便という言葉は、漢方の救世主のお一人である大塚敬節先生も言われている言葉です。 ●論理的に考えたい方は、たとえば気血水理論では、方剤の側から理解すると入りやすいと思います。
ですから、人参、黄耆、朮、甘草等が入っている方剤は気虚に効くと考えられるわけです。これらの生薬がたっぷり入ったのが補中益気湯なんですね! こう考えると僕には理解しやすかったです。 ●一方で単純化して理解する方法もあります。
これは、極めて単純化してあり、漢方をそこそこ勉強するとそんな簡単で単純なものではないと理解できます。でも最初は、クスリによる胃腸障害に敏感なひとが虚証に近いとまず理解すると僕は受け入れやすかったです。
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